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クレンジングは肌に優しいものを|正しい選び方と基本の使い方
スキンケアの基本といえば洗顔ですが、メイクをしている人にとっては「クレンジング」も欠かせないステップです。実は、多くの肌トラブルの原因がクレンジングにあると言われるほど、クレンジングの方法やアイテム選びは重要です。正しく行えば美肌に近づきますが、間違った方法や自分の肌に合わないアイテムを使ってしまうと、乾燥や赤み、毛穴の開きといったトラブルを招いてしまうこともあります。
そこで本記事では、肌に優しいクレンジングをテーマに、基本の知識から種類ごとの特徴、選び方のポイントを詳しく解説していきます。まずは「なぜクレンジングが重要なのか」を改めて確認していきましょう。
クレンジングが必要な理由
日中はファンデーションや下地、日焼け止めなどを肌に重ねています。これらは通常の洗顔料では落としきれない油性の成分を含んでおり、クレンジングを使うことで初めてきれいにオフできます。もしメイクが肌に残ったまま眠ってしまうと、毛穴の詰まりや酸化によるくすみの原因になり、肌の老化を早めてしまうのです。
また、最近はUVカット効果の高い日焼け止めや、崩れにくいベースメイクが増えており、これらを落とすためにもクレンジングは必須。クレンジングは「ただメイクを落とす作業」ではなく、肌を健やかに保つための第一歩であると考えましょう。
クレンジングの種類と特徴
クレンジングにはさまざまな種類があり、それぞれに長所と短所があります。肌に優しいものを選ぶためには、まずそれぞれの特徴を理解することが大切です。
オイルクレンジング
最も洗浄力が高いタイプで、濃いメイクやウォータープルーフのマスカラもすっきり落とせます。摩擦をかけずにするするとメイクが落ちるのは魅力ですが、その分、乾燥肌や敏感肌の人には刺激が強い場合もあります。
バームクレンジング
固形のバームが体温でとろけてオイル状に変化するタイプです。洗浄力は高めですが、しっとりとした洗い上がりで乾燥を感じにくいのが特徴。最近はスキンケア成分を多く配合したものも人気です。
ミルククレンジング
乳液のようなやさしいテクスチャーで、敏感肌や乾燥肌の人に向いています。ナチュラルメイクを落とすのに最適ですが、濃いメイクを完全に落とす力はやや弱めです。
ジェルクレンジング
さっぱりとした使用感で、オイルフリーのものも多く、ニキビが気になる人や皮脂が多めの人におすすめ。摩擦を抑えながら洗えるのがメリットです。
シートタイプ
メイクを拭き取るだけで落とせる手軽さが魅力ですが、どうしても摩擦が強くなりがちです。外出先や旅行先の緊急用として使うのは便利ですが、毎日の使用は避けた方が無難です。
肌質別・クレンジングの選び方
自分の肌に合わないクレンジングを選ぶと、洗い上がりに突っ張りや乾燥を感じたり、逆にベタつきが残ったりします。肌質に合ったクレンジングを選ぶことはとても大切です。
- 乾燥肌:ミルクやバームタイプが◎。保湿成分が入ったものを選ぶとさらに安心。
- 敏感肌:低刺激で無添加のミルクやジェルタイプがおすすめ。
- 脂性肌:ジェルやオイルタイプでさっぱり落とすと心地よい。
- 混合肌:Tゾーンはオイル、乾燥しやすい頬はミルクなど、使い分けも効果的。
クレンジングの正しい使い方
クレンジングはアイテム選びと同じくらい「使い方」も重要です。間違った使い方をしてしまうと、どんなに高品質なクレンジングでも肌を傷めてしまいます。ここでは基本の手順を確認しておきましょう。
1. 手を清潔にする
クレンジングをする前には、必ず手を洗って清潔にしましょう。手に汚れや皮脂が残っていると、クレンジングの効果が半減してしまいます。
2. 適量を手に取る
ケチって少量で済ませようとすると摩擦が増えてしまい、肌に負担をかけます。商品に記載されている適量を守ることが基本です。
3. メイクとなじませる
顔全体に広げたら、指の腹を使ってやさしく円を描くようにメイクとなじませます。ゴシゴシこするのはNG。目元や口元は特にデリケートなので丁寧に扱いましょう。
4. ぬるま湯でしっかりすすぐ
熱いお湯は肌の乾燥を招くため、必ずぬるま湯を使用します。クレンジング剤が残ると毛穴詰まりやニキビの原因になるため、髪の生え際や小鼻の脇なども丁寧にすすぎましょう。
クレンジングのNG習慣
美肌のためには避けたいNG習慣もあります。代表的なものを挙げてみましょう。
- 時間をかけすぎる(1分以内が理想)
- 毎日のようにシートタイプを使用する
- 熱いお湯ですすぐ
- ダブル洗顔不要のアイテムを使っているのに、さらに洗顔してしまう
これらの習慣は肌の乾燥やバリア機能の低下を招き、結果的に敏感肌を悪化させる原因になります。
クレンジング後のケアも忘れずに
クレンジング後の肌はとてもデリケートな状態です。そのため、すぐに化粧水で水分を補給し、美容液や乳液、クリームでうるおいを閉じ込めましょう。いわゆる「3分以内ルール」を意識すると乾燥を防ぎやすくなります。
まとめ
クレンジングはメイクを落とすだけでなく、肌を健やかに保つための大切なステップです。オイル、バーム、ミルク、ジェルなど多くの種類がありますが、最も重要なのは「自分の肌に合った優しいクレンジングを選ぶこと」です。そして、正しい手順で短時間にやさしく行うことが、美肌を守るポイントになります。
今日からでもクレンジングを見直してみましょう。肌に余計な負担をかけず、必要なうるおいを守りながら丁寧に落とす。それが毎日のスキンケアを成功に導く大切な習慣です。